- 「子供がスイミングスクールで平泳ぎを習い始めたけど、手の動かし方で苦戦してる」
- 「学校のプールの授業で平泳ぎをやるけど、手の動かし方がイマイチわからない」
- 「平泳ぎの足については、ネットでたくさん解説してるけど、手に関しての情報が少なくて困っている」
平泳ぎの手は足に比べると軽視されがちです。
しかし、平泳ぎの手は息継ぎに連動しているなど、重要な部分です。
この記事では誰でも平泳ぎの手の動かし方が上手くなるコツを分かりやすく解説しています。
結論、平泳ぎの手は逆ハートを描くようにかくと上手くいきます。
平泳ぎの手の動かし方が知りたいという人は、この記事の内容を参考にしてみてください。
\平泳ぎ初心者の人必見/
平泳ぎの手の動かし方
まず初めに平泳ぎの手の動かし方について全体像を解説します。
最初に泳ぎ方の全体像を確認することで、それぞれのコツが理解しやすくなります。
平泳ぎを習い始めている人は自分の手の動かし方と照らし合わせてみよう!
両手を外側に向けて手を広げる
まずは手を外側に広げて水をかく準備をしましょう。
手を広げる幅は肩幅よりも手一個分広めが目安です。
両腕のヒジを曲げる
両腕のヒジを曲げることで水をかき始めます。
ヒジを曲げる角度は90度が目安で、これ以上深く曲げたり、浅く曲げたりすると上手く水をかくことができません。
ヒジを曲げたら良いって訳じゃないよ!
両脇を締める
かいた水を胸に当てて、脇を締めるように動かします。
肩の力が入りやすいのでリラックスしましょう。
両腕を前に伸ばす
両腕を最初の位置に戻します。戻す時も気を抜かずに丁寧に行いましょう。
この時に手がバラバラになっていると水の抵抗を受けやすいので注意が必要です。
水をかいた後も気を抜かないように気をつけてね!
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平泳ぎの手のコツ9選
平泳ぎの手のコツは以下の9つです。
コツの1つ1つは難しくないので、それぞれ確実にマスターするようにしましょう。
手が腕と平行になるように手首を固定する
手首が固定できていないと、水をかいた時に水の抵抗に負けて上手く水をかけません。
手でしっかりと水をかくために手首は固定しましょう。
手首以外の関節、例えば指の関節なども水の抵抗に負けないように固定しよう!
指はすべてくっつける
指の間に隙間があると、その隙間から水が抜けてしまい、上手く水をかけません。
親指は人差し指にくっつけても、離しても、どちらでも構いません。
親指を斜め下に向け手を広げる
親指が真横や真下では水を上手くかけません。
親指を斜め下に向けると一番上手く水をかけます。
親指が真下だと、水が外側に逃げてしまうから気をつけて!
胸に水を当てる
かいてきた水を胸に当てることで手で前に進むことができます。
胸に当てることで次の動作もスムーズに行えます。
肩の力を抜く
手で水をかくことを意識しすぎていると、肩に力が入り、無駄な力を使ってしまいます。
特に上半身を起こすことを意識しすぎて肩に力が入りやすくなるので注意しましょう。
いわゆる、「力まない泳ぎ」ってことだね!
あごから顔を洗うように両腕を前に伸ばす
両腕を前に伸ばすときはできる限りコンパクトにする必要があります。
コンパクトでないと水の抵抗をまともに受けてしまい、ブレーキになるからです。
その目安として、あごから顔を洗うようにしましょう。
手のひらを合わせて両腕を前に伸ばす
手のひらがバラバラだと水の抵抗を受けて上手く両腕を前に伸ばすことができません。
お祈りのポーズをイメージすると、やりやすいです。
ここで水の抵抗を受けてしまうとブレーキになってしまうよ!
手の軌跡は逆ハート
平泳ぎの手は、手だけの軌跡をたどると、逆ハートのような形になることが理想です。
あれこれ考えるのが難しい場合は、平泳ぎの手は逆ハートっと覚えておきましょう。
手はV・W・A・Iを描くように動かす
泳いでいるのを上から見たとき、手を開いたときがV、肘を曲げた時がW、脇を締めたときがA、手を伸ばしたときがIになります。
この動きをすることで、自然と手の軌跡は逆ハートになります。
手の軌跡が逆ハートにするために、V・W・A・Iで動かすんだよ!
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平泳ぎの手の練習8選
平泳ぎの手の練習は以下の8つです。
練習の1つ1つは難しくないので、それぞれ確実にマスターするようにしましょう。
お家でできる練習から、プールでしかできない練習もあるよ!
腕でVの字を作る
手を広げたときに手の形がVの字になるように反復練習しましょう。
この時に親指も斜め下に向けて、水をかいていることをイメージして練習しましょう。
腕でWの字を作る
ヒジを曲げた時に手の形がWの字になるように反復練習しましょう。
ヒジの角度は90度を目安に曲げるようにしましょう。
Wの字にこだわるとヒジの角度が90度以下になってしまうので、ヒジの角度は守るようにしてね!
腕でAの字を作る
両脇を締めるときに手の形がAの字になるように反復練習しましょう。
両ヒジがくっつくほど脇を締めてしまうのは、締め過ぎなので、Aの字を目安にしましょう。
腕でIの字を作る
両腕を前に伸ばすときに手の形がIの字になるように反復練習しましょう。
この瞬間はキックが終わったあとなので、平泳ぎの泳ぎの中で一番進む瞬間です。
そのため、腕は一番水の抵抗を受けないIの字にしましょう。
平泳ぎは水の抵抗をできる限り少なくすることで速く泳ぐことができるよ!
腕でV・W・A・Iを連続で描く
これまでに紹介した動きを各々マスターして、連続で動かせるようにしましょう。
各々の動きは一つ一つ止めずに、動きが繋がるようにしましょう。
連続してスムーズに動かすことで、泳ぎも止まらず泳げるようになるよ!
水中で立ったままV・W・A・I字を作る
実際に水の中でやることで手に水が当たる感覚をマスターできるようになります。
水の抵抗を感じながら手を動かすと陸上でやっていたときと違う感覚です。
水中で立ったままV・W・A・Iを連続で描く
ほぼ平泳ぎの手の動きと同じですが、各々を意識することで、より正しく手の動きをマスターすることができます。
陸上でやるときと同じですが、できる限りスムーズに行いましょう。
息継ぎのタイミングもWのときに行うと息継ぎの練習にもなるよ!
アシスト付きで平泳ぎの手の動作
アシスト側は泳いでいる人の手を常に持ってあげて、正しい平泳ぎの手の動きをアシストしてあげましょう。
アシストしている時は手のひらに手を添えてあげましょう。
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平泳ぎの手の親でもできる教え方7選
平泳ぎの手の教え方は以下の7つです。
親御さんがお子様に教えるときも、この方法で教えることができるので、ぜひ参考になさってください。
親御さんがお家で教えてあげることで予習となり、スイミングスクールでの練習がより効果的になるよ!
両手は同時に動かすと教えてあげる
クロールと背泳ぎは両手をバラバラに動かすので、それとは違うことを教えてあげましょう。
頭で分かっていても体は反応してしまうのでしっかりと声掛けをしてあげましょう。
最初は陸上で教えてあげる
いきなり水中で練習を行うと初心者にはやりにくい動きがたくさんあります。
そのため、最初は陸上で教えてあげて、そのあとに水中で練習・教えてあげましょう。
プールサイドで練習してもいいし、スイミングスクールの前にお家で練習するのもいいね!
V・W・A・Iをそれぞれ段階的に教えてあげる
いきなり一連の流れを教えてあげるのではなく、手の動きを分解して教えてあげましょう。
それぞれのコツや注意するところも教えてあげられたらベストです!
息継ぎのタイミングも同時に教えてあげる
息継ぎは次のステップで教えてあげるのがベストですが、この段階で教えてあげても問題ありません。
特にスイミングスクールなどでは時間も限られているので同時進行しましょう。
上達の早いお子様にはどんどん次のステップのことを教えてあげよう!
手のひらに手を添えてあげる
手のひらに手を添えてあげることで手の動きをアシストしてあげられます。
アシストの手を押すように手を動かすと水をかく擬似体験もできるので一石二鳥です。
1・2・3・4と手が動く順番を声に出してあげる
声かけをしてあげることで手の動きをイメージしやすくなります。
平泳ぎは手を動かす以外にも考えることが多いので、声でアシストしてあげるのも有効です。
声かけは水泳の指導において大切な教え方なので、他の練習でも声かけしてあげよう!
足の動きをマスターしてから手の動きを教えてあげる
平泳ぎの足は複雑で、初心者の人が一番つまずくポイントです。
そのため足→手の順番で教えてあげることで、それぞれの動かし方を冷静に行うことができます。
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まとめ|平泳ぎの手の9個のコツをマスターしよう
平泳ぎの手は9個のコツをマスターすることで誰でも簡単に上手にできるようになります。
そのコツをマスターできるように、
をしっかりと理解しましょう。
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