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平泳ぎ初心者への息継ぎの教え方7選|家庭内でできる親から子どもへの教え方

  • 「子どもが平泳ぎの息継ぎが上手くできなくて、スイミングスクールのクラスで置いてけぼりになっているから家でアドバイスをしてあげたい」
  • 「スイミングスクールでコーチをしている。苦手な平泳ぎのクラスを任されてしまって教え方がわからなくて悩んでいる」

こういったことを思ってこの記事をご覧になっていませんか?

実は誰でも簡単に平泳ぎの息継ぎを教えられる方法が7つあります。

私は200m平泳ぎでインターハイ優勝をしており、その経験から平泳ぎの手の教え方を厳選しました。

この記事は私が厳選した平泳ぎの息継ぎの教え方7つを効果・教え方のポイント・注意点の3つに分けて詳しく解説しています。

この記事を読むと、平泳ぎの息継ぎについて家で子どもへ教えてあげられたり、苦手な平泳ぎでも子どもや泳げない人に簡単に教えてあげられるようになります。

厳選した平泳ぎの息継ぎの教え方7選は以下の通りです。

\平泳ぎ初心者の人必見/

目次

息を吐き切る大切さを改めて教えてあげる

効果|息継ぎの基本に立ち返えることができる

平泳ぎに限らず息継ぎの基本である息を吐き切ることは重要です。

平泳ぎを習う頃はクロール、背泳ぎとそれなりに泳げるようになった頃なので、息継ぎの基本をおろそかにしがちです。

平泳ぎの息継ぎを教えるときに、今一度水泳の息継ぎについておさらいしておきましょう。

平泳ぎ太郎

息継ぎの基本はお家でも練習できるから、親御さんはぜひお子様にもすすめてみよう!

教え方のポイント|風船をイメージさせる

息継ぎを吐き切る理由は、肺の中の空気を入れ替えるためです。

そのイメージができていない人には風船を膨らましたり、しぼませたり、することをイメージしましょう。

肺は風船と同じように息継ぎをすることで膨らんだり、しぼんだりします。

常に肺の中の空気を新鮮にしておくことで、泳ぐのが楽になります。

平泳ぎ太郎

お家でも風船を膨らませたり、しぼませたりするとイメージしやすいよ!

注意点|完全に吐ききらせる必要はない

吐き切ることは大切ですが、肺の中の空気を100%吐き切る必要はありません。

100%吐き切ろうとすると体力も使いますし、時間もかかります。

息継ぎの時間はなるべく短い方がいいので、その観点からも100%息を吐き切る必要はありません。

平泳ぎ太郎

80%くらい吐ききっていれば十分だよ!

\平泳ぎ初心者の人必見/

息継ぎのタイミングを声でも教えてあげる

効果|息継ぎ以外のことに集中できる

平泳ぎは考えることがとても多いです。

そのため教える側は息継ぎのタイミングを声で教えてあげて、アシストしてあげましょう。

息継ぎ以外のことに集中できて、結果的に平泳ぎの上達スピードが上がります。

また息継ぎのタイミングも耳からの情報で反射的に行えるので、上達スピードが上がります。

平泳ぎ太郎

息継ぎのタイミングで、はい!と言ってあげるといいね!

教え方のポイント|耳元で伝えてあげる

泳いでいる間は耳の周りに水があり、なかなか周りの音が聞こえません。

ましてや、泳げるか泳げないかどうかで一生懸命の間は余計に音が聞こえません。

そのため、息継ぎのタイミングだけでなく、声掛けはできる限り耳元で伝えてあげましょう。

平泳ぎ太郎

これは泳いでる最中の話だよ!泳いでいないときは普通にお話ししてあげよう!

注意点|息継ぎのタイミング以外にも声かけしてあげる

水泳において教える側の声掛けはとても重要です。

耳からの情報で反射的に動き、いずれがそれが定着すると泳げるようになるからです。

平泳ぎは息継ぎのタイミング以外にも、足を動かすタイミングや、キックのあと蹴伸びさせるなど声掛けポイントが複数あります。

声掛けを上手に使いましょう。

平泳ぎ太郎

親御さんはお子様にコーチの声を聞くようにアドバイスしてあげよう!

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両手に手を添えて揚力を感じやすくさせてあげる

効果|揚力を使いこなせて息継ぎが楽になる

平泳ぎは両手を広げた時に揚力という、体を持ち上げてくれる力が発生します。

揚力を十分に感じられるくらいまでになるには時間がかかります。

しかし、揚力を感じやすくさせることで、その感覚が身につき、多少なりとも揚力が使えるようになります。

揚力が使えると息継ぎは楽なので、積極的に揚力を体験させてあげましょう。

平泳ぎ太郎

水を押して、上半身が上がってくるような感覚だよ!

教え方のポイント|手を押し返すようにしてあげる

手を添えている側も少し手を押し返すようにしてあげましょう。

泳いでいる側と手を添えている側の力が釣り合うと上手に上半身起こすことができます。

揚力でも同じことがおきており、水を押して上半身を押す感覚を養ってあげましょう。

平泳ぎ太郎

お家でもお子様をうつ伏せにさせて、両手を前に伸ばした状態で上半身を起こそうとする練習をすると、手を押し返す感覚と同じ感覚を体感できるよ!

注意点|上手くできてきたらやめる

いつまでも手を添えて、アシストしていると、なかなか上達はしません。

手を押し返す力も徐々に弱くしていき、最終的には手を添えなくても揚力を少しでも使えるようになると平泳ぎのマスターは近いです。

平泳ぎ太郎

自転車の練習のときに、後ろで持ってる手を段々と離すのと一緒だね!

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上半身の上げる高さを指定しない

効果|平泳ぎ初心者に合った息継ぎができる

テレビで見るオリンピック選手などの平泳ぎは、水面に胸がくるくらいまで上半身を上げます。

これはとても高いテクニックが必要であり、初心者の人は真似していけません。

教える側もそのイメージで教えてしまうと、無理に上半身を上げようとする泳ぎになってしまって、かえって息継ぎの上達スピードが遅くなってしまいます。

平泳ぎ太郎

泳げるだけでも良いなら、上半身の高さは息継ぎできる高さで十分だよ!

教え方のポイント|息継ぎできればどの上半身は低くても良い

息継ぎができる高さ、つまり口が出る高さであれば上半身の高さにこだわる必要はありません。

しかし、水面上に口が近いと自分の作った波などで不意に水を飲み込んでしまうこともあります。

一度水を飲み込む体験をすると恐怖で必要以上に上半身や顔を上げてしまいます。

顔が水面ギリギリの位置よりは、少し上に上げると息継ぎの時の心配ごとが少なくなって上達しやすくなります。

平泳ぎ太郎

息継ぎしようとして、水を飲み込むと過呼吸になるよね、、、平泳ぎ太郎も経験あるから怖がってしまう気持ちは十分わかるよ!

注意点|上級者の真似をさせない

上級者の真似をさせてしまうのは、平泳ぎが苦手なコーチや、平泳ぎは泳げないけどテレビで見た平泳ぎを見ながら教えてしまう親御さんに多いです。

平泳ぎは初心者と上級者とでは泳ぎ方が異なります。

そのことを理解せずに教えると、上達スピードに直結してくるので、平泳ぎが泳げるようになることが目的であれば上級者の真似はさせないようにしてください。

平泳ぎ太郎

オリンピック選手の平泳ぎはかっこいいから、真似したくなる気持ちはとってもわかるよ!

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最初は陸上で教えてあげる

効果|沈む心配をせずに息継ぎの練習ができる

初心者の人が息継ぎの練習をする時に不安に思うことは、体が沈んでしまって、間違って水を飲みこまないかということです。

そういった不安を抱えたまま練習しても体が固まってしまって、息継ぎの上達スピードが遅くなってしまいます。

そのため最初は陸上で教えてあげるようにしましょう。

平泳ぎ太郎

平泳ぎの息継ぎに限らず、最初は陸上で教えてあげることで、初心者の人は安心して練習できるよ!

教え方のポイント|鏡を活用する

陸上で練習するからこそできる練習もあります。

それは鏡を使うことです。

息継ぎにおいても、息継ぎのタイミングや、目線の向き、手の角度など気をつけるポイントがありますが、それを鏡で自分で確認させてあげることは効果的です。

鏡の前の練習はお家でもできる練習なので、お子様にもすすめてあげましょう。

平泳ぎ太郎

スイミングスクールには鏡がないこともあるから、スマートフォンやタブレットを使ったりするなど、スイミングスクールでの教え方も柔軟に対応しよう!

注意点|水中練習とのバランスをとる

当たり前ですが水泳は水中練習あってことの水泳です。

陸上練習も大切で有効活用したいですが、そのバランスも見ましょう。

今は親御さんも積極的にお子様にお家で指導することも多いです。

陸上練習はお家で予習、復習といった形で行なってもらって、スイミングスクールでは水中練習に集中するというやり方も良いでしょう。

平泳ぎ太郎

筋力トレーニングなどの陸上トレーニングは、もっと上級者になってからで十分だよ!

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手の動きをマスターした後に息継ぎのタイミングを教える

効果|息継ぎのことだけに集中できる

平泳ぎが泳げるようになりたいのであれば、平泳ぎが泳げるようになる6ステップの順番でマスターしていくことが重要です。

なぜなら、平泳ぎは考えること、やること、マスターするべきことが多いため、前のステップをマスターしていないと、次のステップでつまずいてしまうからです。

息継ぎのステップにおいても例外ではなく、息継ぎの前には手の動きをマスターしてから息継ぎを教えるようにしましょう。

平泳ぎ太郎

平泳ぎが泳げるようになる6のコツの記事は以下のリンクからどうぞ!

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教え方のポイント|上達スピードを合わせる

スイミングスクールでは1つのクラスに複数人の生徒さんが参加します。

上達スピードは人それぞれで、なかなか上達しない子もいるでしょう。

そんな時に上達の早い子を先に進ませてしまうと練習する内容が違ってきてしまいます。

そうならないためにもスイミングスクールでは上達スピードを合わせてあげましょう。

平泳ぎ太郎

ご自身のお子様にどんどん先に進んで水泳を習ってほしいという親御さんは、水泳の家庭教師がおすすめです。

注意点|スイミングスクールでは同時でも問題なし

スイミングスクールでは時間が限られています。

週に1回月に4回の練習で4回あたり45分などが一般的です。

そのため、時間短縮の意味で平泳ぎの手と息継ぎを同時に教えることは致し方ないでしょう。

大切なのは手の動きをおろそかにせずに息継ぎも教えてあげることです。

平泳ぎ太郎

スイミングスクールのコーチも限られた時間で指導するために、練習メニューをより効率的にしていこう!

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息継ぎのタイミングの練習では足の動きは無視する

効果|息継ぎのことだけに集中できる

平泳ぎにおいて一番難しいのは足です。

そのため平泳ぎが泳げるようになる6ステップでは、一番最初のステップで平泳ぎの足についてマスターすることを推奨しています。

たとえ足がマスターできて、次のステップに上がっても、平泳ぎの足ができなくなってしまったり、気にしすぎてしまう場合があります。

息継ぎにおいても例外ではないので、一旦平泳ぎの息継ぎの練習の時は平泳ぎの足は無視しましょう。

平泳ぎ太郎

息継ぎの練習やその次のステップと上がっていった時に、足や手もおさらいしてあげれば大丈夫!

教え方のポイント|手と足は別日で教える

スイミングスクールではなかなか難しいかもしれませんが、できれば手と足は別日で教えてあげると良いです。

なぜなら、1日1つのことをマスターすることで頭の中も整理でき、上達しやすくなるからです。

平泳ぎの手と足がしっかりとマスターすることができれば、平泳ぎの息継ぎはさほど難しくないです。

平泳ぎ太郎

平泳ぎの息継ぎをいかに簡単に、スムーズに教えてあげられるかは、手と足をどれだけしっかりとマスターできているかによるよ!

注意点|足の動きを完全にマスターしたことが前提

平泳ぎの息継ぎの練習において、足を無視することは、足の動きが完全にマスターできていることが大前提です。

平泳ぎの足が不完全なまま、息継ぎの練習をし始めると、効率も悪くなります。

平泳ぎ太郎

平泳ぎは一発合格させようとせずに、ゆっくりと丁寧に教えてください。親御さんもここで慌てずに見守ってあげよう!

\平泳ぎ初心者の人必見/

まとめ|平泳ぎの息継ぎの教え方7選を理解して効果的な指導方法をマスターしよう

平泳ぎ太郎が厳選した平泳ぎの息継ぎ教え方7個は以下の通りです。

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