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平泳ぎの息継ぎを初心者向けに徹底解説|練習方法と子どもへの教え方

  • 「子供がスイミングスクールで平泳ぎを習い始めたけど、足の動かし方で苦戦してる」
  • 「学校のプールの授業で平泳ぎをやるけど、息継ぎのやり方がイマイチわからない」
  • 「平泳ぎの息継ぎについてたくさんネットで解説してるけど、順序立てて解説している記事がないからイマイチわからない」

平泳ぎの息継ぎはタイミングとやり方がわからないと苦戦してしまいます。

しかし、実は平泳ぎの息継ぎはコツをつかむことで誰でも簡単に上手くなれます。

この記事では誰でも平泳ぎの息継ぎが上手くなるコツを分かりやすく解説しています。

結論、平泳ぎの息継ぎは腕を広げたときの揚力を上手く使うことがコツです。

平泳ぎの息継ぎのやり方が知りたいという人は、この記事の内容を参考にしてみてください。

\平泳ぎ初心者の人必見/

目次

平泳ぎの息継ぎの方法

まず初めに平泳ぎの息継ぎの方法について全体像を解説します。

最初に全体像を確認することで、それぞれのコツが理解しやすくなります。

平泳ぎ太郎

習い始めている人は自分の息継ぎの方法と照らし合わせてみよう!

平泳ぎの息継ぎは1ストロークに1回

平泳ぎの息継ぎは1回かくごとに1回息継ぎを行います。

ルールでそう決まっているので息継ぎをしないという選択肢はありません。

ルールについてもっと詳しく知りたい人は以下の記事をご覧ください。

顔は前に上げる

クロールでは顔は横にして息継ぎをします。

しかし平泳ぎは顔を前に上げて息継ぎをします。

これまで習ってきた息継ぎのやり方と違うので注意しましょう。

平泳ぎ太郎

バタフライも息継ぎは顔を前に上げるよ!

息継ぎのタイミングは水をかきはじめてから脇を締めるまで

息継ぎをするタイミングは水をかき始めてから顔を上げ始め、脇を締めたときに完全に顔が上がってきて息継ぎをします。

息継ぎは手の動きと連動しているため、手の動きをマスターすることが必須です。

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平泳ぎの息継ぎが上手くできない原因6選

平泳ぎの息継ぎが上手くできない原因は以下の6つです。

原因をしっかり理解して、コツや練習などに繋げていきましょう。

顔が下を向いてしまっている

顔は水面上に出ていても、顔が下向きのままでは息継ぎができません。

上級者は斜め下を向いて息継ぎをしますが、初心者のうちは正面を見るようにしましょう。

平泳ぎ太郎

※初心者には初心者の泳ぎ方があるよ!

急に頭を上げてしまっている

平泳ぎは頭が水中にあるところから、腕や上半身の力を使って、水面上に顔や頭を上げます。

そのときに急に頭を上げてしまうと頭の上にあった水の重さで持ち上げにくくなり、息継ぎがしにくくなってしまいます。

腕の力を使わずに体を起こそうとしている

腕の力に頼りすぎるのも良くないですが、頼らなすぎもよくありません。

腕の力をうまく利用して、スムーズに上半身や頭を水面上に上げることがポイントです。

平泳ぎ太郎

後述するけど、腕の力を使って、揚力を生み出すと息継ぎは楽になるよ!

息を十分に吐ききれていない

平泳ぎに限らず、息継ぎの前には息を十分に吐き切る必要があります。

なぜなら肺の中が空気でいっぱいの状態で息継ぎをしてもそれ以上吸い込めないからです。

日常生活では当たり前のことですが、水中では意識的に息を吐かないと肺がいっぱいのままになるので注意しましょう。

息継ぎのタイミングが間違っている

そもそも息継ぎのタイミングが間違っていると体を上手く起こすことが出来ずに息継ぎに失敗してしまいます。

息継ぎのタイミングは、水をかき始めてから、脇を締めるまでの間です。

平泳ぎ太郎

早く息継ぎがしたくて、手が動く前に顔だけ上げてしまわないように注意しよう!

下半身が沈んでしまっている

下半身が沈んでしまっていると上半身をあげることは、とても難しくなります。

水中で下半身は下がりやすいですが、下がりにくくする方法もこの後の「平泳ぎの息継ぎのコツ」で紹介するのでマスターするようにしましょう。

「平泳ぎの息継ぎが上手くできない原因」については以下の記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

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平泳ぎの息継ぎのコツ8選

平泳ぎの息継ぎのコツは以下の8個です。

コツの1つ1つは難しくないので、それぞれ確実にマスターするようにしましょう。

息継ぎの時の目線は前

息継ぎはクロールとは違って前を向いて行います。

目線も前にして、息継ぎをすると上手く息継ぎできます。

平泳ぎ太郎

息継ぎ以外の時はプールの底を見るようにしよう!

息継ぎのタイミングは手のかきと連動させる

平泳ぎの息継ぎは手の動きと連動しています。

そのため手の動きをマスターしてから息継ぎの練習をしましょう。

タイミングは水をかき始めてから、脇を締めるまでです。

腕を肩幅よりも広く広げる

腕を広げる幅が狭いと体を浮かせる揚力が生まれません。

そのため腕は肩幅より広く広げて、揚力を発生させましょう。

平泳ぎ太郎

揚力=体を少し持ち上げてくれる力のことだよ!

上半身を沈ませる

沈ませると聞くとマイナスなイメージがあるかもしれませんが、そうではありません。

上半身を沈ませることで下半身は浮きやすくなります。

下半身が浮いていると次の動作で上半身が上げやすくなるので、息継ぎもしやすくなります。

平泳ぎ太郎

体全体がシーソーのようになっているのを想像してみて!

2ステップに分けて頭を上げる

頭を急に上げると頭の上にあった水が重くて頭を上げることが出来ません。

そのため頭を上げる準備として少し頭を上げて、次に頭を完全に上げるという2ステップで上げると上手く頭を上げられます。

息継ぎの時間はできる限り短く

息継ぎをしている時間は平泳ぎの中で一番沈みやすい姿勢です。

そのため、息継ぎの時間はできる限り短くしましょう。

平泳ぎ太郎

短い時間の息継ぎでたくさんの空気を取り込むためにも、息継ぎの前には息を吐き切ろう!

上半身を起こしすぎない

上級者の泳ぎを見ると上半身が胸の下まで上がっているのを見かけます。

上半身を上げた力を利用して、次の動作で進む力に変えるテクニックがあるからできることです。

初心者の人は息継ぎができる範囲で上半身を起こしましょう。

鼻から息を吐く

息を吐き切ることはもちろん、鼻から息を吐くということも息継ぎに重要です。

口から息を吐いてしまうと、息継ぎで息を口から吸い込むときに、口は息を吸い込む準備ができていない状態になります。

前述の通り、できる限り息継ぎは短くする必要がありますから、息を吐くのは鼻から、息を吸うのは口からと役割分担しましょう。

平泳ぎ太郎

平泳ぎに限らず、水泳は鼻から息を吐いてね!

「平泳ぎの息継ぎのコツ」については以下の記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

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平泳ぎの息継ぎの練習7選

平泳ぎの息継ぎの練習は以下の7個です。

練習の1つ1つは難しくないので、それぞれ確実にマスターするようにしましょう。

平泳ぎ太郎

お家でできる練習から、プールでしかできない練習もあるよ!

息を吐ききることを復習する

クロールの息継ぎで習った、息を吐ききるというのは平泳ぎでも同じです。

息を吐ききらないと、息継ぎのときに吸い込んだ空気の入る場所がなくて、新鮮な空気を取り込めません。

陸上で息継ぎのタイミングを確認する

いきなり水中で練習するのではなく、慣れた環境の陸上で練習しましょう。

陸上であれば息継ぎを失敗した時の恐怖心を忘れられて、怖がらずに練習することができます。

平泳ぎ太郎

息継ぎのタイミングで声を出しながら練習すると効果的だね!

陸上で歩きながら息継ぎのタイミングを確認する

歩きながら練習することで実際に進みながら息継ぎのタイミングを確認できます。

進まずに練習するよりも、より実践的な練習で、タイミングの感覚を掴みやすいです。

壁に手をついて顔を前に上げることに慣れる

プールの中で壁に手をついて、顔を前に上げて息継ぎをしてみましょう。

クロールでは横に顔を向けていたのに対し、平泳ぎは前に上げるので、まずは顔の上げ方に慣れるようにしましょう。

平泳ぎ太郎

バタフライでも息継ぎのやり方は一緒だから、この練習を覚えておこう!

水中で息継ぎのタイミングを確認する

泳がずにプールに立って、息継ぎのタイミングを確認しましょう。

陸上とは違って、水から頭を上げたときに顔に水が引っ付いてくる中、息継ぎをする感覚など、水中ならではの感覚があります。

バタ足平泳ぎで息継ぎのやり方を身につける

足はバタ足を行うことで足のことを気にせずに、手や息継ぎに集中できます。

一連の泳ぎの流れで息継ぎを練習することで、

平泳ぎ太郎

ステップアップしながら、最終的には平泳ぎの形で息継ぎの練習をしてみよう!

アシスト付きで息継ぎをする

アシストする側は、泳いでいる人の手を掴んであげましょう。

アシストの手は平泳ぎの手の動きをアシストしてあげて、息継ぎのタイミングで声かけをしてあげましょう。

「平泳ぎの息継ぎの練習」については以下の記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

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平泳ぎの息継ぎの親でもできる教え方7選

平泳ぎの息継ぎの教え方は以下の7つです。

親御さんがお子様に教えるときも、この方法で教えることができるので、ぜひ参考になさってください。

平泳ぎ太郎

親御さんがお家で教えてあげることで予習となり、スイミングスクールでの練習がより効果的になるよ!

息を吐き切る大切さを改めて教えてあげる

平泳ぎを習い始める頃はスイミングスクールにも慣れて、クロールなど最初に習っていたことを忘れたり、おろそかにしがちです。

しかし、最初に習っていることだからこそ、平泳ぎに限らず、水泳にとって大切なことです。

その象徴的なのが息を吐ききることなので、改めてその大切さについて教えてあげましょう。

息継ぎのタイミングを声でも教えてあげる

平泳ぎは息継ぎ以外にも考えることがたくさんあります。

そのため、息継ぎのタイミングは声かけでアシストしてあげましょう。

平泳ぎ太郎

声が聞こえたら息継ぎと覚えておけば、他の動きにも気を配れるね!

両手に手を添えて揚力を感じやすくさせてあげる

泳いでいる人の手を持ちながら指導する場合、手の動きをアシストするだけでなく、手を開いたタイミングで泳いでいる人が手を押せるようにアシストしてあげましょう。

そうすることで、揚力で体が浮く感覚に近い感覚を、感じることができ、揚力の使い方が習得しやすくなります。

上半身の上げる高さを指定しない

上級者のように泳いでもらおうと上半身を上げるように指導したくなりますが、初心者にはそのような教え方はやめましょう。

初心者には息継ぎが最低限できるレベルで上半身が上がれば合格としてあげましょう。

平泳ぎ太郎

初心者には初心者の泳ぎ方があるもんね!

最初は陸上で教えてあげる

いきなり水中で行っても難しいので、最初は陸上で行うことをオススメします。

スイミングスクールでも最初はプールサイドで練習していることが多く、その方法がベストです。

手の動きをマスターした後に息継ぎのタイミングを教える

息継ぎは手の動きと連動しています。

そのため手の動きが未完成だと息継ぎも上手くできません。

スイミングスクールなど時間の限られた場合は同時進行でも構いませんが、なるべく手の動きをマスターしてから息継ぎの指導をしましょう。

息継ぎのタイミングの練習では足の動きは無視する

息継ぎの練習をする時は、足の動きを習得したばかりの場合が多いです。

足のことで精一杯の場合は、一旦無視してあげて息継ぎの練習に集中させてあげましょう。

平泳ぎ太郎

その後に全て合わせて復習して、マスターするようにしよう!

「平泳ぎの息継ぎの教え方」については以下の記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

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まとめ|平泳ぎの息継ぎのコツをマスターしよう

平泳ぎの息継ぎは8個のコツをマスターすることで誰でも簡単に上手にできるようになります。

そのコツをマスターできるように、

をしっかりと理解しましょう。

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